◆基本戦術
10マナ出せるように土地を揃え自分のライフを2に
その後《砂の逆流》でライフを入れ替え、《氷河の光線》で焼き殺す。
それだけ。メタを
白緑ビート>ボロスウイニー>けちコン
>併合ファイア>青黒コン>ライブラリアウト
と見ているので、ライフを粗末に扱えるデッキが強いのではないかと。
「そんな面倒なことしなくても、11マナ揃えて猛火2枚で勝てばいいじゃん」
という意見は反逆ですよ市民。

◆格カード解説
《桜族の長老》
《木彫りの女人像》
定番のカードであり使用方法も大差ないので略。

《象牙の仮面》
 主にサイド用に良く使われるカードで、メイン投入はめったに見ないが
これがないと火力に焼き殺されるは手札破壊で《砂の逆流》を
ぶっこ抜かれるは、一言で言って地獄。
これがメインで腐るのは青黒カウンター、白緑ビートダウン戦だけなので
問題なくメイン採用。
 欲を言えばサイドにあと1枚欲しいんだが…。
ないのは仕方がない。

《師範の占い独楽》
 ライブラリーをシャッフルする手段が多いデッキには定番の
ライブラリーコントロール。2枚しかないので2枚投入。
 もしこれが4枚投入できているとすると、
青にタッチしてまで《深遠の覗き見》を入れる意味が
なくなるのでデッキが大幅に変わる。

《神の怒り》
 定番コントロールカード、このデッキの場合
「相手から19点ほどダメージを受ける」
ということが地味に重要であり、
相手のクリーチャーを破壊する意味が薄いため3枚。

《砂の逆流》
 デッキの根幹をなすカード。
相手と自分のライフを入れ替えるというご無体な効果。
相手が何点ライフを回復してこようが、こちらが何点ダメージを受けていようが
関係ない。生きてさえいれば一撃で相手ののど笛を噛み千切れるゴッドなカード。
 プレイヤーを対象にとらないので《象牙の仮面》の能力に引っかからないのも
地味にポイントが高い。
 4枚あっても手札で腐るので3枚。

《木霊の手の内》
 基本マナブースト、たまに《氷河の光線》の連繋元。

《マナ漏出》
 青マナでるし、2マナくらいはいつも余るので2枚。
適当にカウンターしておいて
相手にカウンターのことを常に考えさせるのが主な役目。
つまり手札になくたっていい。

《摩滅》
 環境に「これが相手の場にあると勝てないカード」が蔓延しているので2枚。
(例:梅沢の十手。《砂の逆流》後相手にライフを回復されると負ける)
今はエンチャントもアーティファクトも使わないデッキって
けちコン、青黒コンくらいしかないしね。

《深遠の覗き見》
 わざわざ青にタッチしてまで入れる価値のある一枚。
序盤《木霊の手の内》や《神の怒り》
終盤《砂の逆流》《氷河の光線》をサーチするのに非常に便利
《師範の占い独楽》と組み合わせてライブラリーを8枚サーチすれば
大体欲しいのが手札に入ってくる。

《氷河の光線》
 ほぼ唯一の価値手段であり、《頭蓋の摘出》で引き抜かれると
投了間違いなしのカード。

《ギルドパクトの祝祭》
 相手のダメージ計算を狂わせるカード。
ドローがついているので腐ることもない。優秀。
でも3枚。

《土地》
 微妙、マナ配分はこれでいいのか悪いのか。
ショックランドよりダメージランドのほうが圧倒的に多いのは
「いざって時にマナバーンしやすいから」という理由に他ならない。

《都市の樹、ヴィトゥ=ガジー》
 勝ち手段その2。
 これで勝ったことなんて1回しかねえがな!
 無色マナしか出ないのも辛い。サイドに仕込んだ《すべてを護るもの、母聖樹》
のほうがよさそうな気もする。

 とりあえずメインのカード解説は以上。
明日は各アーキタイプ別の戦術か、サイドのカード解説。

コメント