MTGと全く関係ないゲームの話を書いて、
アクセス数を減らすテスト。

この前の連休は故郷に行って来た。
故郷旅行のハイライトは数年ぶりのTRPGのマスター経験。
(TRPGを知らない人へ:TRPGの説明は面倒なので割愛。
要は怪談してきたと思いねえ)

そもそも最初に立てた計画にはTRPGは入ってなくて、
疎遠になってる古い馴染と酒でも飲んで、
みやまの蕎麦を食う事だけが目的の、
ゆるりだらりとした旅行だったんだ。

んが、故郷行きの前日に
後輩から電話がかかってきて、
「あンたが学生時代にやったあの話、
えらく良かったので後輩のためにまたやってくれないか」
と言われ、気の弱いおれとしては断ることも出来ず、
旅行の準備に追加して、
データのサルベージだの、
二年も前に本棚の奥底に仕舞い込んだ底本を回収するだの、
ゆるりだらりは微塵もない
てんやわんやの大騒ぎを経て一路故郷。

往路の途中で後輩に現状を確認したら
「なんか、人数揃ってないから中止かも」
と返信で、殺意沸いたり、
数年ぶりで自信の無い話をせずにすんで安心したり、
ちょいと寂しくなったり。

故郷に着いて八方尽くして深夜に人は集まって、
なんとかゲームの体をなす。

話の結末だけ簡潔に書くとPCが(ほぼ)全滅して終わった。

プレイヤーの対応で結果は変わるものだから、
話の結果が全滅なのはどうでもいいんだ。
話に対する聴衆の反応が凄くて。
始めて見た。
怖い話で腰が抜けて立てない人間や、
震えが止まらない人間は。
それも自分がした話でだ。
正味、演者冥利に尽きる。

「こんな怖い話は、中学生の頃読んだ小泉八雲以来です」
と言われたときは正直嬉しかった。
だって彼女の中では小泉八雲と同等ですよ。
ラフカディオ・ハーンと。
ハーンと同等。
皆はおれをハーンと呼んでよい。

話の発端を持ってきた後輩に(しょうがないから)感謝だな。

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